Yearly Archives: 2021

                               

ホイール松脂を塗布しますが、固形の松脂以外にアルコールなどの溶剤に松脂を溶かした液状の liquid rosin が使用されることもあります。

瓶での持ち運び、布による塗布、塗ってから少し時間が必要、といった点がありますので、私は普段は持ち運びの簡便さや演奏中の塗り足しのしやすさから固形の松脂を用いています。
固形か液状かの選択については、こちらでの議論などを見るに、楽器個体との相性もあるみたいです。

また、弦への塗布、特にモダンな奏法でトレモロのような逆回転を多用するために弦にしっかり綿を固着させたい場合などは liquid rosin の方がいいかもしれません。

入手についてですが、オンラインでの販売は見つけることができませんでした。
直接ビルダーや演奏家から入手することはできるかもしれませんが、もしくは自作ということになります。

Does anyone have any advice about locating liquid rosin? I cannot seem to find any info when doing online searches. Thanks. from HurdyGurdy


アルコールもしくはアセトンを使用する、とのことですが、アセトンは要注意であるとのご指摘をいただきました。
アルコールより、揮発性、引火性、毒性が高く、特にアセトンを使いたいという理由がなければ避けた方がよいとのこと。樹脂の種類によっては溶かしてしまい、目に見えて溶けていく樹脂もあれば、反応が遅くてしばらく経ってから柔らかくなってくる場合もあるので、樹脂ホイールにアセトンを使う場合は事前によく確認しておいたほうがいい、レジンを塗ってホイール表面が波打ったら修復は難しい、だそうです。
また上記ではイソプロピルアルコールを使用していますが、特に理由がなければ無水エタノールの方が安全かもしれません。

アセトンといえば Neil Brook が使用していますが、要注意であるとのコメントは以前にもなされておりました。

                               

最近 eBay でよく見かける中国製の安価なハーディガーディ。HGSO(HurdyGurdy Shaped Object = ハーディガーディもどき)などと酷評されているものですが、実物を知らずに頭ごなしに切り捨てるのもよくない気はしていて、一つ入手してどうダメなのかを明らかにすべきかとか考えてはおりました(が、私はいまだ実物を見たことも手にしたこともありません)

こちら Scott Gayman 氏による動画ではそんな中華 HGSO を演奏可能にまで調整しようと試みています。問題点も具体的に指摘されているため、参考になるのではないでしょうか。

                               

ライブでハーディガーディスタンドの話になったので探しました。ギタースタンドは奥行きが足りないものも多いのですが、これは 22cmまで広がり、厚み 15cmほどのこの楽器がちょうど乗ります。多分 Aroma AGS-08 というものです。もっとも、ハーディガーディは個体差は大きいので、ご自分の楽器に合うかはご注意を。

hurdy gurdy stand