右手と左手で別のパターン

右手の coup は左手のメロディの符割に同期するのがオーソドックスですが、これを独立させてリズムを組み立てる奏法もあります。しかし左右独立させるのは難しい。全く別々に考えるのは難しいので、同じ粒度で量子化されたところから考えるといいのかもしれません。

このとき、左手が変化しないところで coup を入れるのは、拍が割れているかのように考えればいいので比較的容易な気がします。

左手が変化するのに右手は coup を入れないところを意識して制御するのが混乱しそうなのですが、coup があたかもタンギングであるかのように発想してフレーズをグルーピングすると最初のとっかかりにはなりそうです。ちなみにタンギングも le coup de langue というらしいです。