Yearly Archives: 2024

金管楽器のギグバッグを使ってみる

                               

Gurdyworld: Bags & Cases
こちらケースの一覧にて、ユーフォニウムやアルトホルンのケースが使えるかもしれんよ、とのこと。金管楽器は扱ったことがないのですが、調べた感じ若干平たいというか内部寸法の高さ幅が十分でも厚みが足りないケースが多そうなイメージ。

私の Helmut Seibert は 58 x 25 x 23 [cm^3] 程度なので、Tom & Will のバリトンケースが丁度くらいかと思って試してみました。

Hurdy Gurdy in the baritone horn gig bag
ぎりぎりな収まりっぷりです。円筒形ベースなのでベル径は箱型での奥行きを担保しないです。入ったからよかったのですが、もうちょっと余裕のあるサイズをお勧めします。

pockets of the gig bag
表面のポケットが湾曲してしまい、あまり大きなものは入らないかも。

2024-08-06(2024-08-07 更新)   

辞書の紙による shim

                               

使わない古い辞書を回収したので shim に使えないか試してみました。


薄くて微調整はできそうなんですが、思ったより破れやすく、取り除くときも溝に破れたのが残ったりします。私にはあいませんでした。

ZdZ’24 online masterclasses: 視聴して

                               

とりあえずいくつか視聴してみましたので色々と残しておきます。来年もあるでしょうから参考になるかもしれません。

ハーディガーディアドバイザー

                               

ハーディガーディについて教えたり質問について応えようかと思います。

右手と左手で別のパターン

                               

右手の coup は左手のメロディの符割に同期するのがオーソドックスですが、これを独立させてリズムを組み立てる奏法もあります。しかし左右独立させるのは難しい。全く別々に考えるのは難しいので、同じ粒度で量子化されたところから考えるといいのかもしれません。

このとき、左手が変化しないところで coup を入れるのは、拍が割れているかのように考えればいいので比較的容易な気がします。

左手が変化するのに右手は coup を入れないところを意識して制御するのが混乱しそうなのですが、coup があたかもタンギングであるかのように発想してフレーズをグルーピングすると最初のとっかかりにはなりそうです。ちなみにタンギングも le coup de langue というらしいです。

3Dプリンタによる chien

                               

Nerdy Gurdy の chien も 3D プリンタなのですが、それとは別にこういったデータも公開されています。
Chien en impression 3d

chiens 3D-printed

黒いのが Nerdy Gurdy 付属のもの。白いのが上記リンクのもので割と平たいです。

こんなのも販売されておりました。chien のデザインやサイズって楽器ごとに結構個体差あると思うんですが。
Chien en résine 3D @Cordiola

[NerdyGurdy] その他いろいろ

                               

「All-purpose glue」としてマニュアルの画像ではBison のポリ酢酸ビニルベースらしきものが挙げられているのですが、何が代替として適当なのかがどうもよくわかりません。Titebond があれば十分だ、みたいな記述もどこかにあったので木工以外のところも Titebond ultimate で接着してみたのですが、chien のベース部分などはネジで位置調整する際に結構大きな力がかかったようで外れてしまいました。

キーボックス内に貼る緩衝材は

[NerdyGurdy] 組立て注意点

                               

マニュアルどおりの手順ですと、接着時に位置決めが確定せず微妙にズレたりすると建付けが悪くなりますので、組立てた状態で位置決めしてクランプした方がいいです。

たとえば最初に出てくるこのあたりのパーツとか、ホゾがあるわけじゃないので組立てないと容易にズレて、その後の組立てに支障を生じます。

nerdy gurdy: assembly 1

nerdy gurdy: assembly 2

また、これは私が木工に慣れていないだけかもしれませんが

[NerdyGurdy] ホイール固定方法

                               

組立マニュアルを眺めていただけではよくわからなかったのですが、横から見るとこんな感じです。

シャフトにネジが切られていて

ハーディガーディの特徴

                               

私の扱っているタイプのハーディガーディの主要な特徴としては以下のようなものがあります。

① ハンドルで円盤を回転させてバイオリンのように弦を擦って音を出す。円盤であるため音が途切れることなく鳴り続ける。
② 半音階の鍵盤で弦をおさえて音程を変えることによりメロディを演奏できる。
③ 鍵盤の付いていない弦により、一定の高さで継続する持続音(ドローン)が出る。
④ うなり駒の機構により、ハンドルの回し方で蝉の鳴き声のようなリズム音を出すことができる。

ハーディガーディの特徴①②③④

「私の扱っている」といいましたのは

Nerdy Gurdy

                               

Nerdy Gurdy Linotte を作りました

色々ハマりどころもあったのでそのうち書いていきます

弦交換のハマり所

                               

– 長さが足りない
– 太くて穴に通らない(エンド側、糸巻側両者ありうる)

別の楽器のを使い回そうとすると出来ないということもよくあります。弦長が一見同じでもエンドから糸巻きまでのトータルに要する長さが違うとか。ビオラやチェロの弦を使うときはエンドのシルクの部分が通らないとか。結局、個体ごとに確かめてみないといけないようです。

ZdZ’24 online masterclasses

                               

オンラインワークショップ ZdZ’24 online masterclasses

Registration すると銀行振込先(IBAN, SWIFT など)がメールされてきます。国際送金って結構面倒いんですが、Wise が使えるとのこと。1週間前くらいには申し込んでほしいようです。

視聴してみました