いつのまにか Amazon.co.jp で扱っていました。
直接 Michael Muskett にメールして入手することもできます。私が購入したときは日本まで送料込みで £40.00、PayPal払いでした。
そして付属のCDもいつのまにか公開されています。
いつのまにか Amazon.co.jp で扱っていました。
直接 Michael Muskett にメールして入手することもできます。私が購入したときは日本まで送料込みで £40.00、PayPal払いでした。
そして付属のCDもいつのまにか公開されています。
このところ楽譜の棚卸しをしていました。
そんなわけでネット上にあるトラッドの曲集をいくつかご紹介します。
手首は意図的に外側に曲げるようにしてハンドルを握るのがよさそう。
クゥの4拍目は金星丘がひっかかるというよりは、掌底を前に出すイメージ。
こうなりがちだけど
くいっと曲げて
握りこむ。
le Son Continu への行き方
日付はだいたいパリ祭のあたりの週末(木-日)
会場は Château d’Ars
Facebookのイベントページなんかで同乗募集をみて車に乗せてもらうとか、レンタカーを運転していくとかの方がアクセスの自由度はあるかもしれませんが、私は公共交通機関で行ったのでその方法を記しておきます。
おおまかには、こう
・Aéroport de Paris-Charles-de-Gaulle -> Paris-Austerlitz: RER B
・Paris-Austerlitz -> Châteauroux: TGV
・Châteauroux -> Château d’Ars: Remi ligneF
—
まずパリの Charles-de-Gaulle 空港に着いて RER B で Austerlitz 駅まで行き、TGV で Châteauroux 駅まで出ます。
駅から出て左手にバス乗場およびバスオフィスがあります。Remi の F線 というバスで Nohant Vic D943 という交差点まで行きます。
予約をしないとバスが来ないことがあるらしく、バスオフィスで予約してもらうといいのですが、予約しなくても15:30発のには多分乗れます。ちなみにバスオフィスは12:30-13:30は昼休みで閉まっています。
D943(地図四角囲み)から大通りを歩いて行くと、■のあたりに左折する看板が出てきます。しかしこれは車用。ここでだまされて左折して大回りしたり畑の中を突っ切る失敗が後を絶ちません。
■は無視して大通りをさらに行き、●のところで左折するとすぐ。André Boillotの像が目印。
入口は★のあたり。駐車場とキャンプサイトが広がっています。
つきました。
フランスで毎年開催されるトラッド音楽のフェス le Son Continu に行ってきました。楽器製作家によるブースが多数見られるのもこのイベントの特色です。
ハーディガーディ製作者も数多く出展しており、色々と試奏もさせていただきました。
ビオラ弦を使用しチャンター1本で重厚な音を奏でるようなエレアコ対応のモダンな機体、というのが今風の主流のようにみえました。また、ソリッドボディのエレキ楽器も複数の製作家が出していました。流行りなのかなと思います。
鍵盤でメロディ弦を押さえることによって音の高さを変えて演奏します。押し上げることにより弦に触れ、指を離すと自重でもとに戻ります。
ダイアトニックの楽器もありますが、Vielleはクロマティック鍵盤で音域は2オクターブ前後です。最近のものにはもっと音域が拡大しているものもあるかもしれません。私は1オクターブ半くらいしか使っていません。
半音刻みの鍵盤が2段をなして付いています。調弦によって音名は変わりますが、開放弦をソとすると、下の段がソラシドレミファソ…という音階になり(いわゆる白鍵の役割)、上の段がそれ以外の音(黒鍵に相当)となります。
ここの図がわかりやすい。キーボックスを後ろ(鍵盤と反対側)から見た図となります。
Hurdy Gurdy Tunings
ホイールが擦って音を出す弦には大別して3種類があります。各弦は、ホイールに接する/しないを切り替えられるようになっています。常にすべての弦が演奏されるわけではなく、調や曲想により使用する弦の組み合わせを選択できます。
・メロディ弦 chanterelle
鍵盤が付いており旋律を奏でる主要な弦です。2本をユニゾンもしくはオクターブに調弦して同時に弾くことが多いです。モダンな機種ですと、弦の数が増えて調によって切り替えたりします。
・ドローン弦 mouche/ bourdon
鍵盤が付いておらず一定の持続音を出し続けます。bourdonは低音、moucheは中音域を担当しますが、moucheを使用しないスタイルも多いようです。
・トロンペット trompette
ドローン弦の一種ですが、うなり駒(Chien)が付いており特徴的なリズム音を出すことができます。
その他に、金属製の共鳴弦が付属している機種もあります。
テーパのかかった大きな木ペグのものが古くからの形状ですが、歯車式のメカニカルヘッドを使った楽器も多く見られます。弦の数により配置はまちまちです。
Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/ハーディ・ガーディ
Vielleux in Thailand: http://www.geocities.jp/vielleuxinthai/
The Hurdy Gurdy Weekly: https://paper.li/r_cherwink/1334097917#/
Gurdypedia: http://members.ziggo.nl/pe.howland/Gurdypedia/Home.html
Neil Brook: http://www.hurdy-gurdy.org.uk
Vielle à Roue: http://lerautal.free.fr/vielle/vielle-accueil.html
ハンドルを右手でつかみ、前方向に回転させることでホイールを回して音を出します。楽器の種類によっては固定されているものもありますが、Vielleの場合はネジ式で容易に着脱できます。
手持ちの2台では製作家は異なりますがネジのサイズは合っており交換可能でした。ハンドルだけ販売しているのも見かけましたので、互換性をもったサイズである程度は流通していそうです。ただ、製作家によってはネジ規格が異なったりして合わない場合もあるようです。
把手の大きさや形状、クランクの長さによって弾きやすさに影響があるので、取り替えてみるのも面白いかもしれません。
残響音を得るためにボディ上に数本の金属弦が張ってある機種があります。直接は演奏しません。(特殊効果としてかき鳴らしたりすることはあります)
私は共鳴弦付きの楽器を使用したことがないため、具体的なことはあまり知りません。
英語で Hurdy Gurdy と称されるこの楽器ですが、各言語、地域によって様々な呼び名があります。例えば一口に横笛と言っても様々な種類があるのと同様に、ホイールを回し鍵盤で操作するこの形状の楽器も各地ごとに種々のスタイルがあったのだろうと想像しています。その意味では、総称的な Wheel Fiddle とでもいうべき集合の中に、Zanfona, Vielle, Tekero, Lira などの各種楽器が存在したということになるのでしょうが、現在ハーディガーディと呼ばれ広く演奏されているのはフランスの Vielle à Roue をもとにしたものです。
当サイトでもこのタイプを「標準的な」ハーディガーディとして扱い、Hurdy Gurdy ハーディガーディもしくは Vielle と呼びますが、ハーディガーディという呼称を、円盤が弦を擦る楽器の総称として用いることもあります。